「キッチンカーを始めたいけど、何を売りたいか決められない」
「夏によく売れるキッチンカーメニューってあるの?」
「食中毒を起こさないようにする方法ってある?」
暖かくなると人出が増えるため、キッチンカーが活躍する場所も増えます。暑くなる季節に合わせたメニューを増やすと、お客様に喜ばれること間違いなしです。
この記事では、キッチンカーで夏のおすすめメニューをスイーツ系と食事系の2つに分けて紹介します。
夏のキッチンカーでの食中毒対策や夏のキッチンカー営業の成功の鍵も合わせて紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
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夏に人気のキッチンカーメニュー(スイーツ系)
夏の移動販売(キッチンカー)で人気のスイーツ系メニューを4種類紹介します。
- かき氷
- アイスクリーム
- バナナジュース
- クレープ
夏に人気のキッチンカーメニューは、冷たさを感じるスイーツです。
詳しく内容を確認してみましょう。
かき氷
近年のかき氷は、見た目や味もリッチになったおしゃれスイーツに進出しています。
台湾や韓国から日本に上陸した人気シリーズ店も多いです。
近年人気を博しているかき氷店の特徴は、天然の氷や独自の削り方でこだわりを尽くしていたり、お店独自のシロップで個性を演出したりしています。
キッチンカーでかき氷を扱うメリットは、原価の安さです。
削り方にこだわることは難しくても、トッピングなどでお店の個性を際立ててみましょう。
アイスクリーム
暑い日には必ずと言っていいほど食べたくなるアイスクリーム。
派生できるメニューの多さから、アイスクリームは取り扱うと面白いメニューの1つと言われています。
パフェやクレープといったスイーツ系の王道メニューだけでなく、フラペチーノやメロンソーダといった飲み物にも派生できます。
多少の手間はかかるものの、独自性と見た目の華やかさが実現できれば新規のお客さんを確保しやすいです。
バリエーションを増やす等の工夫をするだけで、他の店舗との差別化を図ることができ、店は繁盛するでしょう。
バナナジュース
バナナジュースは、韓国で老若男女問わず大人気の飲み物です。
現在流行に敏感な日本の若者の間でも人気を博しています。
キッチンカーでバナナジュースを扱うメリットは、材料・材料費が少ないことです。
材料や作り方がシンプルな分、トッピングやこだわりなど工夫すると独自性を確立するのも難しくありません。
バナナジュースのキッチンカー販売は、オペレーションのマニュアルが整っていて、すでに知名度がある「まがりDEバナナ」にFC加盟して始めることがおすすめです。
>>【まがりDEバナナ】キッチンカーの始め方6ステップ!事業拡大にもおすすめな理由
クレープ
キッチンカーなどの移動販売といえば、クレープというイメージの方も多いのではないでしょうか?
クレープはスイーツ系に分類しましたが、食事系のメニューとしても提供できる幅広い万能メニュー。
美味しいクレープを焼くには技術と専用の道具が必要ですが、そういったデメリットを踏まえても夢のあるメニューです。
原価率が安いうえに、クレープが焼ける匂いで集客できる魅力に溢れています。
イベント出店を見込む場合には、14時以降のおやつタイムを狙った集客作戦を練りましょう。
夏に人気のキッチンカーメニュー(食事系)
夏のキッチンカーでは、スパイシーさを感じるメニューが好評です。
衛生管理がしやすいことも魅力なメニューを3種類紹介します。
- カレー
- から揚げ
- ホットドッグ
ひとつずつ解説していきます。
カレー
キッチンカーの定番中の定番カレー。
しかし、カレーといってもさまざまな種類があります。
スパイスカレーやタイカレーもあれば、最近では欧風カレーも人気です。
さらにエスニック料理に凝って、実際に提供しているキッチンカーもあります。
知名度の高いカレーだけでなく珍しいカレーに挑戦することによって、差別化を図ることができカレーという王道メニューでも戦えるでしょう。
から揚げ
から揚げは、全世代から根強い人気を誇るメニューです。
多少夏バテをしていても、から揚げの揚げる香りには食欲を増進させる効果が期待できます。
キッチンカーでから揚げを販売する場合、地元産の鶏肉にこだわると地元での人気は獲得しやすい傾向です。
産地や調味料など、ここでしか食べられない工夫を施して販売してみましょう。
ホットドッグ
ホットドッグはややマイナーな存在ではあるものの、手軽さ・認知度・美味しさなどのトータルバランスに優れたメニューです。
ハンバーガー専門店はよく見かけますが、ホットドッグ専門店は案外存在しないため目を惹きます。
優れたメニューであることには違いありませんが、成功するにはキッチンカーで販売することに特化した工夫も必要です。
ソーセージやパンなどの材料にこだわりを見せたり、トッピングを充実させたりするなど、他では食べれないようなホットドッグを思案してみましょう!
夏は特に食中毒に注意!対策は欠かさずに
食中毒予防の3つのルールは以下の通りです。
- 衛生管理を徹底して「つけない」
- 食材の保存方法を的確に行い、「拡大させない」
- 食中毒ウイルスの殺菌
夏は、特に食中毒に万全を期す必要があります。
食材が傷みやすくなるだけでなく、食中毒ウイルスも増殖しやすくなるため注意が必要です。
キッチンカーの場合、構造上環境の影響を受けやすいため、衛生面で管理のしやすいメニューを選ぶなど工夫も必要になります。
ここでは食中毒対策で大事な3つのルールを詳しく解説しますので、今一度ご確認ください。
衛生管理
食中毒ウイルスを食材につけないようにします。
最も大切なのは、生肉や生魚を切った包丁やまな板は他の食材で使用しないことです。
食材に触れる手指でも生食材に触れたあとに他の食材に触れないことを徹底します。
時間に追われるとおろそかになりがちですが、手指や調理器具の洗浄も非常に重要です。
食材の保存
食材の保存方法を的確に行い、食中毒ウイルスを拡大させないようにします。
特に夏場は、生鮮食材を長時間常温で放置してはいけません。
扱うメニューによっては、完成後の商品にも配慮が必要です。
テイクアウトのお客様には、保冷剤をつけて早めに召し上がってもらうような声かけをしましょう。
調理過程で気を付ける点
つけない・拡大させないの2点を徹底したうえで、食中毒ウイルスの殺菌を行います。
食中毒ウイルスの殺菌には、加熱が最適です。
肉や魚を提供するときは、十分に火を通したことを確認して提供するようにしましょう。
当然、夏のキッチンカーでは加熱調理ができない生ものを扱うメニューは避けるほうが無難です。
夏のキッチンカー成功の鍵
ここでは夏のキッチンカーで売り上げを伸ばす秘訣を解説します。
メニューとしては、食欲をそそるおかず系のメニューだけでなく冷たさを感じられるスイーツ系も人気です。
食のトレンドも抑えながら、独自のこだわりも追求してあなたのキッチンカーでの販売戦略を確立させましょう。
イベント出店で売り上げを伸ばそう
夏は展示会・音楽フェス・グルメフェス・スポーツイベントなど、屋外のイベントが増えます。
人が集まる夏のイベントはキッチンカーでの売り上げを伸ばすチャンスです。
屋外のイベントには積極的に出展して、ガンガン売上を伸ばしていきましょう!
イベントの探し方や参加方法は下記の記事に詳しく書いていますので、ぜひチェックしてください。
>>大型のキッチンカーイベント5選!探し方や出店料を解説はコチラ
スムーズに提供できるか
キッチンカーでの販売は提供スピードが肝心です。
固定の店舗なら、ストレスを感じさせにくい場所も提供できますが、キッチンカーではそうはいきません。
人の多いイベント出店の場合は、特に提供スピードは重要です。
提供スピードが遅ければお客様に不満を与えるだけではなく、回転率が落ちるため単純に売上が落ちるのです。
メニューを効率的に仕上げられる方法を入念に考えておきましょう。
出店場所の確保
キッチンカーを出店する場所は、売り上げを大きく左右する重要な問題です。
営業許可なく路肩に停車して販売することはできません。
具体的なキッチンカー営業が行える場所は、イベント会場や商業施設の駐車場などです。
客層を想定して、計画的に出店場所を確保しましょう。
>>【重要】移動販売(キッチンカー)の出店場所7選!見つけ方を6つに分けて詳しく解説