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【話題】バナナスムージーの移動販売に必要な準備を完全網羅!材料が少なくチャレンジしやすい

バナナスムージーの移動販売に必要な準備

「バナナスムージーの移動販売って儲かる?」
「調理は簡単?」
「初心者でもうまくいくの?」

専門店の登場もあり、バナナスムージーに注目が集まっています。安く簡単に作れるバナナスムージーは、移動販売にもおすすめ。

しかしどのような準備をすればいいのか、初心者でも参入できるのかなど、不安な点もたくさんありますよね。

この記事ではバナナスムージーの移動販売について、以下の内容を解説していきます。

  • バナナスムージーの移動販売に挑戦するメリット・デメリット
  • 開店に必要な準備
  • 売上を伸ばすコツ

バナナスムージーの移動販売は、経営次第で固定費を大きく節約できます!

移動販売の商材選びに迷っている方や、安く始められる商売を探している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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移動販売でバナナスムージーを扱う4つのメリット

移動販売でバナナスムージーを扱うメリット

バナナスムージーの移動販売には、4つのメリットがあります。

  1. 原価・開業費が安い
  2. 作り方が簡単
  3. 注目度が高い
  4. 仕込み場所の準備が簡単

他のメニューの移動販売と比較し、バナナスムージーならではの魅力を確認してみてください。

1. 原価・開業費が安い

バナナスムージーの移動販売は、他のメニューや業態に比べて安く開業できます。費用を大きく抑えられるのは、主に原価と開業費です。

原価が安い理由は、バナナそのものの価格の低さにあります。例えば、主要なフルーツで大田市場の平均卸売り価格(1kgあたり)を比較すると、バナナは頭ひとつ抜けて安いことが明らかです。

過去5年の月別平均価格
バナナ 110〜150円程度
ぶどう 1,400〜5,000円程度
みかん 310〜770円程度
いちご(とちおとめ) 840〜3,400円程度

価格が安いだけでなく、バナナは年間を通して金額のブレが少ないことも魅力です。

また、バナナスムージーを作るのに必要な機材は多くありません。保存用の冷凍庫・冷蔵庫とミキサーがあればすぐにバナナスムージーを作れます。

業務用の大きなミキサーでも3万円程度から購入できるので、初期投資を大きく減らせるでしょう。

ケバブの移動販売に必要なグリル機は18万円程度、クレープの焼き台は6万円程度かかります。

バナナスムージーのように初期投資が少ないと、初心者でもチャレンジしやすいですね。

2. 作り方が簡単

バナナスムージーは作り方がとても簡単です。主な手順は、バナナと材料をミキサーで混ぜるだけ。素材の良さを引き出すシンプルな作り方なので、初心者でもスムーズに販売できます。

作り方が簡単であるほど、以下の点で役立ちます。

  • スピーディーに提供できる
  • クォリティにブレが生まれにくい
  • スタッフを教育しやすい

特に調理や教育の効率化は、利益アップに重要なポイントです。

複雑な調理を行う移動販売では、作るごとに焼き加減や見た目に差が生まれがち。その点バナナスムージーであれば、味も見た目も安定した提供ができます。

3. 注目度が高い

バナナスムージーは、若い人たちからの注目度が高いドリンクです。注目度を裏付ける根拠は以下の通り。

  • 「タピオカの次に流行りそうな飲み物」ランキング1位
  • テレビ番組「マツコの知らない世界」で特集
  • バナナスムージー専門店の増加

流行の勢いを活用すれば、タピオカがブームになった時のように爆発的な売上を期待できます。自ら大掛かりな宣伝をしなくても、自動的に来客が増えるでしょう。

ブーム中に自店の存在感をアピールできれば、爆発的な人気が去った後も固定客が来てくれます。

4. 仕込み場所の準備が簡単

バナナスムージーは、他の商材よりも簡単に仕込み場所を準備できます。

  • バナナの保存
  • 材料のカット
  • ミキサーでの調理

といった作業は、大きなスペースや専門的な機材がなくてもできるからです。

大掛かりな仕込み場所がいらないので、開業の手間や費用を大きく抑えられるでしょう。

バナナスムージーを移動販売する2つのデメリット

バナナスムージーを移動販売するデメリット

バナナスムージーの移動販売は開業のハードルが低く、おすすめの商材です。しかしデメリットもいくつかあります。

  1. 冬場は売れにくい
  2. 客単価が低い

開業してからイメージのギャップを感じることがないよう、こちらでデメリットまで確認しておきましょう。

1. 冬場は売れにくい

バナナスムージーは、季節性が高い商材です。冷たいドリンクなので、冬場はあまり売上を期待できません。

  • 冬場のみ別の商材に挑戦する
  • 寒くても飲みやすいメニューを開発する
  • 沖縄など温暖な地域に移動する

など、工夫していくことが重要。

実際に多くのバナナスムージー専門店が冬場でも飲めるホットドリンクをメニューに加えています。

また、冬場は移動販売で出店できるイベントがあまり開催されません。公園やオフィス街など、季節を問わず来客がある出店場所を探すことが生き残りのポイントです。

2. 客単価が低い

客単価とはユーザー1人あたりが使ってくれるお金のこと。ほとんどのユーザーは1人1杯ずつしかドリンクを注文しないため、客単価が伸びにくいです。

客単価を上げる工夫として、次の3つが挙げられます。

  • トッピングで追加料金を払ってもらう
  • サイズ展開を増やす
  • プラス1品を買ってもらうための声かけをする

バナナスムージーをメイン商材にする以上、客単価はやがて頭打ちになります。出店先の見直しなどで来客数を増やし、客単価の低さをフォローしていきましょう。

バナナスムージーの移動販売を始める準備6ステップ

バナナスムージーの移動販売を始める準備

バナナスムージーの移動販売では、キッチンカーの手配や保健所の許可取りなどが重要です。こちらでは、開店準備のステップを詳しく紹介していきます。

  1. キッチンカーを準備する
  2. 出店場所を探す
  3. 営業資格を取得する
  4. 調理設備を用意する
  5. 原材料の仕入れルートを決める
  6. テイクアウト用備品を揃える

一般的な飲食店とは意識するポイントが異なることも。各ステップのポイントを確認していきましょう。

基本的には準備を全て自分で進めることになりますが、フランチャイズなら本部からのサポートを受けられます。

開店準備のノウハウに不安があれば、フランチャイズへの加入も検討してみてください。

1. キッチンカーを準備する

移動販売に欠かせないのが、キッチンカーです。キッチンカーとは、キッチン機能と移動をダブルでこなせる車のこと。

スーパーの駐車場で営業している焼き鳥屋のような車です。

電源となる発電機やポータブルバッテリーを積むことで、車で移動してどこでも販売ができます。

キッチンカーの入手方法は主に3つです。

  • 中古車
  • 新車
  • レンタル(リース)

なるべく費用を抑えたいのであれば中古車、稼働する機会が少ないならレンタルでキッチンカーを用意するのがおすすめ。新車でローンを組んだとしても、飲食店でかかる固定費よりも断然安く運営できます。

バナナスムージーの移動販売でかかるコストのほとんどは、キッチンカーの調達にかかるお金です。開業を支援してくれる補助金もありますので、ぜひ活用してみてください。

キッチンカーを探す際は、保健所の営業基準を参考にしてみましょう。購入時点で営業資格を満たしているキッチンカーを選べば、後々の整備費用を節約できます。

2. 出店場所を探す

キッチンカーで移動できるとはいえ、どこでも自由に販売できるわけではありません。出店場所を自分で探す必要があります。

  • 自分で営業する
  • マッチングサイトを使う
  • 商工会議所や観光協会のツテを頼る

などの方法で、出店場所を確保しましょう。

自分で営業する場合は、商業施設や公園の管理者に問い合わせをして販売許可をもらいます。道路などの公共の場所に出店するときは、警察から許可をもらいましょう。

また、商工会議所と観光協会では、お祭りやイベントを開催しています。地域のイベントは、人が集まる絶好のチャンス。事前にイベントスケジュールと運営団体を調べておくとスムーズです。

注意したいのは、出店先の自治体ごとに保健所の基準が変わること。保健所の許可に通るようキッチンカーを整えるのが大前提です。

地域を移動するたびにキッチンカーを整備し直すなんてことにならないよう、出店予定の地域の営業基準を確認しておいてくださいね。

3.営業資格を取得する

バナナスムージーを取り扱うには営業資格が必要です。必ず取得しなければいけないのが、保健所ごとの営業許可と食品衛生責任者の資格。

営業許可は、管轄の保健所ごとに申請を行います。例えば大阪府にある保健所は9つ。大阪府全体で移動販売をするには、9つの保健所全ての許可を取らなけばなりません。

また、保健所ごとに営業基準も異なります。複数の保健所の許可を取れるよう、キッチンカーの整備も工夫する必要があるのです。申請に不安があれば、行政書士や手続き代行業者への依頼も検討しましょう。

もう一方の食品衛生責任者は、専用の講習会に参加することで資格を取れます。都道府県ごとに月に何度か講習会を開いているので、取得しやすい資格です。各都道府県の食品衛生協会のサイトから情報を確認してみてください。

4. 調理設備を用意する

バナナスムージーの移動販売では、次の調理設備が必要です。

  • ミキサー
  • 冷凍庫
  • 冷蔵庫

「注文ごとにバナナスムージーを個別調理する」「バナナを砕きながら味付けする」といったケースでは、ミキサーを複数台用意しておきましょう。日々のお手入れで手間を削減できるよう、洗いやすいミキサーを選ぶのもおすすめです。

費用を節約するには、中古での購入やレンタルを検討してみてください。

5. 原材料の仕入れルートを決める

原材料を安定して購入できるよう、仕入れルートを考えておきましょう。バナナスムージーの主な原材料はバナナや牛乳ですが、レシピによって必要なものは変わります。

  • 卸売業社
  • 小売店(業務スーパーなど)
  • 契約農家
  • 通販

などが定番の仕入れルートです。卸売業者は、個人でもネットから取引できるサイトが多くあります。

継続的に仕入れるなら、卸売業者か農家との契約が最適です。

6. テイクアウト用備品を揃える

移動販売では、テイクアウト容器に入れてバナナスムージーを提供します。最低限、カップとストローを用意しておきましょう。

カップは、メニューに合わせて複数サイズを用意するのがおすすめ。また、バナナスムージーの舌触りはトロっとしているので、タピオカに使うような太めのストローが最適です。

  • メーカーとの直接契約
  • 道具街での買付
  • アスクルなどの通販

などで備品を購入できます。

オリジナルカップではコストがかかるので、個性を出すためにシールを貼るなどして見た目にもこだわりましょう。

バナナスムージーの移動販売で売上を伸ばす5つのコツ

バナナスムージーの移動販売で売上を伸ばすコツ

バナナスムージーは原価が安く、挑戦しやすい商材です。しかし戦略なしに移動販売を始めても、満足のいく売上は得られません。

こちらではバナナスムージーの移動販売で成功するためのコツを5つ紹介していきます。

  1. ターゲットやコンセプトを明確にする
  2. 出店場所のリサーチを欠かさない
  3. アレンジで独自性を出す
  4. バナナの産地を絞りすぎない
  5. フードデリバリーサービスに登録する

それぞれ詳しいポイントを解説していきます。

1. ターゲットやコンセプトを明確にする

テレビ番組での特集や専門店の増加で、バナナスムージーへの注目度がアップしました。そのため、たくさんのライバルが参入すると予想されます。ライバルと差別化するため、ターゲットやコンセプトを明確にしましょう。

  • バナナの栄養たっぷりの健康派スムージー
  • インスタ映えを狙う女子におすすめ
  • バナナでガッツリお腹を満たしたい部活帰りの学生向け

など、ひと口にバナナスムージーといっても、ターゲットやコンセプトは無限大。キッチンカーやSNSの世界観を決める材料にしたり、出店先を選ぶ際の参考にしたりしてみてください。

2. 出店場所のリサーチを欠かさない

移動販売では出店場所のリサーチが重要です。ターゲットやコンセプトにあった出店場所を探せば、販売数にブーストをかけられます。

例えばポップなインスタ映えのイメージをコンセプトにするなら若者向けのイベントで出店したり、学生でも買える安さ重視のバナナスムージーなら高校の近くに移動したりと工夫できます。

  • 公園や商業施設に足を運んで客の入りをチェックする
  • マッチングサイトで情報収集する
  • イベントのスケジュールを調べる

など、常に出店場所のリサーチをしましょう。

立地を固定することなく営業できる移動販売の良さを活かし、最適な出店場所を選んでくださいね。

3. アレンジで独自性を出す

バナナスムージーは、アレンジで独自性を出すのがおすすめ単にスムージーを作るだけでは個性を出しにくく、ユーザーにインパクトを与えられないためです。

  • 選べるトッピングを用意する
  • フレーバーを増やす
  • 限定商品を作る

など工夫し、印象的なバナナスムージーを作りましょう。バナナスムージー専門店や、競合の移動販売ショップに足を運び、実際に味わってみるのも市場調査になりますよ。

4. バナナの産地を絞りすぎない

あえてバナナの産地を絞りすぎないこともポイントです。

バナナを作っている国は多いので、時期によって安く仕入れられる産地が変わります。

「沖縄産バナナの南国スムージー!」のような明確なこだわりがなければ、定期的な産地の見直しで原価を抑えていきましょう。

チラシなどに「◯◯国産バナナ使用」と書いてしまうと、仕入れ先の見直しがしにくくなるので注意してください。

5. フードデリバリーサービスに登録する

フードデリバリーサービスは、飲食店の代わりに食べ物などをユーザーへ配達してくれる業者のこと。例えばUber Eatsでは、フリーで動ける配達員が、お店の代わりに商品を届けてくれます。

移動販売で配達用にスタッフを増やすのは難しいため、フードデリバリーサービスも活用しましょう。移動販売でフォローしきれない販路や認知度の拡大に役立ちます。

なお、出前館など一部のフードデリバリーサービスでは、移動販売式の店舗を登録できません。サービスの規約をよく確認してから利用を決めてくださいね。

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