「大阪で移動販売をするには、どこに出店すればいいの?」
「必要な資格や許可がわからない」
「どんなメニューが人気なんだろう」
このような悩みを抱えていませんか?
移動販売において、出店場所は売上に大きく影響します。大阪は競合となる飲食店が特に多いので、出店場所選びが非常に重要です。
そこでこの記事では、大阪での移動販売について以下の内容を詳しく解説します。
- 大阪の移動販売におすすめの出店場所
- 出店場所を探せるサイト
- 大阪独自の補助金
- 移動販売に必要な資格・許可
- 大阪で人気の移動販売
出店場所の情報だけでなく、補助金や資格なども紹介しています。
大阪での移動販売に興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください!
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大阪で移動販売できる場所5選
こちらでは、大阪で移動販売できる場所を5つ紹介します。
- もりのみやキューズモールBASE
- ららぽーと和泉
- トキワパーク24あびこ駅前
- 大正通りポケット
- 近畿大学
順番に見ていきましょう。
1.もりのみやキューズモールBASE
もりのみやキューズモールBASEは、大阪市中央区にある大型のショッピングモールです。
定期イベントとして、1FのBASEパーク・セントラルスクエア前にキッチンカーが出店しています。
家族連れや学生などで賑わっており、大阪城もすぐ近くなので、多くの観光客も訪れる人気スポットです。
もりのみやキューズモールBASEは安定した集客が見込めるので、移動販売にうってつけの出店場所です。
2.ららぽーと和泉
ららぽーと和泉は三井不動産が手がける、南大阪エリア最大級の大型ショッピングモールです。
不定期開催ですが、週末をメインにテイクアウトフードの催事販売を実施しています。
買い物客はもちろん、各ショップで働く方たちのランチとしても売上を期待できるでしょう。
大阪で移動販売をするなら、ぜひチェックしたい出店場所です。
出店に関する問い合わせは、公式サイトの「イベント・催事専用お問い合わせフォーム」をご確認ください。
3.トキワパーク24あびこ駅前
トキワパーク24あびこ駅前は、大阪メトロ御堂筋線 あびこ駅の目の前にあるコインパーキングです。
キッチンカーが毎日10:00~20:00まで出店しています。
周辺に商店街や飲食店、学校・マンションが立ち並び、昼夜共に人通りが多い場所です。そのため主婦層やファミリー層を中心に、集客が見込めます。
申込みや質問は、トキワグループのホームページからご連絡ください。
4.大正通りポケット
大正通りポケットは、移動販売や露店営業、展示のできるレンタルスペースです。フリマやマルシェといったイベントも開催されています。
JR大和路線 柏原駅前大正通りのコインパーキング内に位置します。落ち着いた雰囲気の商店街があるので、ゆっくりと地元の方との交流が楽しめますよ。
出店料は1日500円からと格安なので、初心者にもおすすめの出店場所です。
5.近畿大学
近畿大学は関西が誇るマンモス校です。東大阪にあるキャンパスには、26,000人近い在籍者がいます。(令和3年5月の情報)
さらに学生だけではなく、教職員のランチの需要もあります。
キッチンカーは数年前から学内に日替わりで出店され、ランチの選択肢を増やすということで人気です。
移動販売でボリュームのあるメニューやおしゃれなスイーツを取り扱う場合、最適な出店場所だと言えます。
大阪での移動販売におすすめのイベント3選
大阪では移動販売のイベントも開催されています。その中でも、厳選した3つを紹介します。
- 淀川アーバンマルシェ
- ロハスフェスタ万博
- キッチンカーコレクション
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.淀川アーバンマルシェ
イベント名 | 淀川アーバンマルシェ |
開催場所 | 大阪府守口市 |
会場 | 淀川河川公園 西中島地区 |
開催期間 | 3~12月の第一日曜日 |
主催 | (一財)公園財団 |
公式ホームページ | https://urbanmarche.wixsite.com/official |
淀川アーバンマルシェは、淀川河川公園にて毎月第一日曜日に開催されるイベントです。
キッチンカーだけでなく、ハンドメイド雑貨・布小物やワークショップもあり、幅広い年代のお客さんが訪れます。
淀川河川公園は自然に囲まれたピクニックに最適な環境ながらも、都会からのアクセスも抜群の好立地です。
淀川アーバンマルシェは移動販売の出店先として、売上が期待できるイベントです。
2.ロハスフェスタ万博
イベント名 | ロハスフェスタ万博 |
開催場所 | 大阪府吹田市 |
会場 | 万博公園 |
開催期間 | 10月末~11月初週の休日・祝日 |
主催 | ロハスフェスタ実行委員会/シティライフ |
公式ホームページ | https://lohasfesta.jp/banpaku-autumn |
ロハスフェスタは「身体や心に優しいことは地球にも優しいこと」をテーマに、東京や福岡でも開催されているイベントです。
大阪では太陽の塔で有名な、万博公園で開催されます。
2020年の来場者数は約1万5,000人と、たくさんの人で賑わうイベントです。
健康的な食材にこだわったメニューを取り扱う移動販売では、ぜひ出店したいイベントだと言えます。
3.サイクル∞
イベント名 | サイクル∞ |
開催場所 | 大阪府吹田市 |
会場 | 万博公園 |
開催期間 | 7月末の土日 |
主催 | テレビ大阪/ テレビ大阪サービス |
公式ホームページ | https://www.tv-osaka.co.jp/event/cyclekitchen/ |
サイクル∞キッチンは、テレビ大阪の人気グルメイベントです。
食べる×走る!をテーマにしており、自転車のイベント「CYCLE MODE RIDE OSAKA」と同時開催されます。
丼ぶりやカレーなどのガッツリ系のメニューはもちろん、クレープやわらび餅など、バラエティ豊かな移動販売が出店します。
テレビ局が主催なので、知名度アップが期待できるイベントです。ぜひチェックしてみてください。
大阪で移動販売する出店場所を探せる3つのサイト
こちらでは、大阪で移動販売する出店場所を探せるサイトを3つ紹介します。
- ジモティー
- 軒先新聞
- KITCHENCAR’S JAPAN
出店場所を探したい人は、ぜひ活用してみてください。
1.ジモティー
ジモティーは、地域密着型の無料掲示板サイトです。不用品の譲渡で利用するイメージが強いですが、イベントの参加募集なども行われています。
助け合いのページで検索すると、キッチンカーを呼びたい人の情報がたくさん出てきます。
また「出店場所を探しています」と書き込むと、イベント主催者から連絡が来る可能性もあるでしょう。
地域に特化したジモティーは、出店場所の情報収集にうってつけのサイトです。
2.軒先新聞
軒先新聞はマルシェやフリマなど、イベントの出店者募集情報を取り扱っている無料のサイトです。
さらに空きスペースや、レンタルスペースの情報もあります。
都道府県別に検索できるので、大阪の情報をチェックしてみましょう。
他の方のやり取りを読むことができるので、交渉のコツなどが学べる可能性もあります。
3.KITCHENCAR’S JAPAN
KITCHENCAR’S JAPANは、全国のキッチンカーが登録されているポータルサイトです。
紹介文を掲載できるので、キッチンカーをイベントに呼びたい人から問い合わせを受け取るチャンスがあります。
大阪に出店可能なキッチンカー情報も見られるので、競合他社のリサーチにも便利です。
さらに、出店したい人と呼びたい人を、運営会社がマッチングしてくれるサービスもあります。
無料で登録でき、写真や動画の撮影といった有料オプションもあります。大阪で移動販売をするなら、まず登録しておきたいサイトです。
移動販売で使える大阪独自の補助金2つ
移動販売で使える補助金は、国や地域限定のものなど豊富な種類があります。こちらでは、大阪独自の補助金を解説していきます。
- 東大阪市キッチンカー等事業者支援事業補助金
- 豊中市チャレンジ事業補助金
補助金の有無も出店エリアの検討材料になるので、内容を詳しく確認しましょう。
1.東大阪市キッチンカー等事業者支援事業補助金
東大阪市キッチンカー等事業者支援事業補助金は、新型コロナウイルスの感染拡大による新しい生活様式に対応するための補助金です。
東大阪市内でキッチンカー等を活用して事業を実施する中小企業・小規模事業者が対象になります。補助上限額は1事業者につき50万円、補助率は1/2です。
条件として、利用可能な国の補助金の交付決定を受けている、移動販売による営業に必要な申請をしている、などがあります。
申請期間は令和4年1月31日までなので、東大阪市での出店を検討している人は早めに「問い合わせフォーム」から連絡してください。
出典:東大阪市「商業振興施策」
2.豊中市チャレンジ事業補助金
豊中市チャレンジ事業補助金は、キッチンカー車両の改修費用などを補助する制度です。
新たに事業展開するための「チャレンジコース」と、地域活性化や事業の自立・発展を実現するための「コミュニティビジネスコース」の2種類があります。
どちらも補助上限額は200万円で、補助率は1/2です。
令和3年度の説明会は終了しています。しかし今後も開催される可能性があるので、定期的に豊中市のホームページをチェックしてみてください。
出典:豊中市「補助金・助成金」
大阪で移動販売をするために必要な資格・許可
大阪で移動販売をするために必要な資格・許可は、以下の2つです。
- 食品衛生責任者の資格
- 保健所の営業許可
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.食品衛生責任者の資格
食品衛生責任者の資格は、食品を扱う店舗を営業する場合に必須です。
資格と言うと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、講習会を受講すると1日で取得できます。
大阪府内では、公益社団法人大阪食品衛生協会が「食品衛生責任者養成講習会」を実施しています。
月に6~7回程度開催されていて、受講料は1万500円(税込)です。
受講には事前予約が必要なので、公式ホームページから申し込みをしてください。
2.保健所の営業許可
キッチンカーの中で調理をする場合、大阪府の保健所から飲食店営業の許可を取得する必要があります。
ただし政令指定都市と中核都市は、各自治体の保健所での申請になるので注意してください。
該当するのは、以下の市です。
- 大阪市
- 堺市
- 東大阪市
- 高槻市
- 豊中市
- 枚方市
- 八尾市
- 寝屋川市
管轄の詳細や連絡先は、厚生労働省の「保健所管轄区域案内」からご確認ください。
保健所からの営業許可は、出店予定のすべての地域で必要です。たとえば大阪市と東大阪市で出店したい場合、両方の保健所から許可を取らないといけません。
営業許可の取得方法については「【最新版】移動販売(キッチンカー)の営業許可の取り方まとめ。2021年6月の食品衛生法改正もわかりやすく解説!」で詳しく解説しています。ぜひ、そちらも参考にしてみてください。
メニューを決める参考に!大阪で人気の移動販売店3選を紹介
こちらでは、大阪で人気の移動販売店を紹介します。
- 元祖泉州たこやきみなとや
- 石窯ピザ ANTHONY
- さんさんファクトリー
ぜひ、メニュー選びの参考にしてみてください。
1.元祖泉州たこやきみなとや
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「元祖泉州たこやきみなとや」は、居酒屋とキッチンカーを営業しているたこ焼き店です。
カリカリでとろとろの食感と、泉ダコの旨味が魅力のたこ焼きが看板メニューです。泉大津市の飲食店が競い合うOZU-1グランプリで優勝した実績もあります。
数多くのたこ焼き屋がある大阪において、遠方からわざわざ足を運ぶお客さんも多い人気店です。
2.石窯ピザ ANTHONY
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石窯ピザ ANTHONYは、薪の香ばしい匂いと焼き立てならではのホクホク感で人気の、ピザの移動販売です。
食材だけでなく薪も地元のものを使用する、地産地消にこだわっています。
テレビや雑誌などのメディアにも多数紹介されており、大阪を代表するキッチンカーの1台と言えます。
3.さんさんファクトリー
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さんさんファクトリーは、クレープやわらび餅ドリンクなどのカフェメニューを移動販売しています。
オーナーは製菓学校の講師を10年以上勤めた、元パティシエです。クレープ生地の材料は特種配合で、混ぜ方にもこだわっており、もちもちの食感は絶品と評判です
バラのように盛り付けられたクレープなど写真映えするメニューも多く、若い女性や子どものお客さんで連日賑わっています。