「移動販売の雨対策・風対策で用意すべきものは何?」
「対策で大切なポイントを知りたい!」
「雨でも売り上げをアップさせるにはどうすれば良いの?」
このような疑問を抱いていませんか?
移動販売は外で営業を行うため、天候によって集客や売り上げが左右されやすい形態です。
「雨の日は全然売れないから出店を取りやめる」という方もいるかもしれませんが、事前にイベント出店が決まっている場合などはそうはいきません。
そこで本記事では、天候の悪い日に営業する場合に備えて、移動販売における雨対策・風対策について詳しく解説していきます。
- 移動販売の雨対策・風対策で用意すべきもの
- 対策を行ううえで大切なポイント
- 雨でも売り上げをアップさせるサービス
移動販売の雨対策・風対策で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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移動販売の雨対策・風対策で用意すべき4つのもの
移動販売で雨対策・風対策を行うために用意すべきものは、以下の4点です。
- パラソル・サイドオーニング
- 防水シート
- 看板用レインカバー
- 看板固定用のロープ・重り
下で詳しく解説していきます。
1.パラソル・サイドオーニング
雨が降っている日においてお客様は購入時、傘を持ちながら財布を出さなければならず、衣服や所持しているカバンなどを濡らしてしまうリスクが大きいです。
パラソルやサイドオーニングを設置することで、お客様が雨で濡れることを防ぎ、スムーズに接客できます。
また、雨のみならず日差しからお客様を保護できたり、パラソルやサイドオーニングのデザインでオシャレな雰囲気を演出できたりと、雨対策以外にも様々なメリットがあります。
サイドオーニングは車両に取り付ける必要がありますが、パラソルであれば積み込むだけでOKなので、利便性の高い雨対策です。
なおサイドオーニングの準備方法については「【DIY】サイドオーニングを自作する方法!クオリティを重視するならキットの活用もおすすめ」で詳しく解説しています。
2.防水シート
お客様のみならず、キッチンカーの外に出している荷物なども雨に濡れないよう、防水シートで覆いましょう。
特にエンジン発電機を使用している場合、雨に濡れてしまうと発電機の故障や感電などのトラブルが発生する可能性があるので注意が必要です。
また、ガーデンテーブル・チェアなども雨ざらしにしておくと劣化を早める原因となるため、防水シートで覆うことをおすすめします。
3.看板用レインカバー
キッチンカーで取り扱っている商品を紹介するために必須な看板ですが、雨に濡れてしまうと看板に書かれている文字が消えてしまいます。
そのため、看板の上からかけることで雨により文字が消えることを防げる看板用レインカバーを使用しましょう。
先述した防水シートでも同様の効果はあるのですが、防水シートで覆ってしまうと看板に書かれている文字やメニューまで隠れてしまうのでおすすめしません。
一方で看板用レインカバーは透明であるため、文字やメニューを隠さずに雨の日でもキッチンカーで取り扱っている商品をアピールできます。
4.看板固定用のロープ・重り
集客効果の高いアイテムの看板ですが、雨風が強い日のことを考えて、固定用のロープや重りを用意しておきましょう。
突風によって吹き飛んだパラソルや看板が近くにいたお客様にあたり、怪我を負わせてしまうというリスクが生まれます。
そのため、パラソルや看板などが強風で吹き飛ばされないように、しっかりと固定しておくことが大切です。
雨対策・風対策で大切な行うべき3つのポイント
雨対策・風対策を行ううえで大切なポイントとなるのが、以下3つの通りです。
- 出店場所を変える
- 車内に風の抜け道を作らない
- 商品が雨で濡れないように袋で包む
下で詳しく解説していきます。
1.出店場所を変える
事前に天候が悪くなることが予想された場合、まずは出店場所の変更をおすすめします。
公園や屋外プールなど、雨の日に人が集まりづらい場所だと、せっかく出店しても売上が望めません。
おすすめは「ビジネス街」です。
ビジネス街ではランチ時に天候が悪いとコンビニや飲食店へ外出する人が鈍くなり、ビルの下にいるキッチンカーでランチを購入する人が増えるため、狙い目といえます。
またビジネス街以外にも、天候を気にせずに楽しめるパチンコ屋やショッピングモールなどへの出店もおすすめです。
イベントなどで出店場所を変えられないという状況以外では、場所変更を検討してみましょう。
2.車内に風の抜け道を作らない
キッチンカー内に風の抜け道があると、車内に置いてあるテイクアウト容器やドリンクカップなどが吹き飛ばされてしまう可能性があります。
また、砂埃が調理中の食品に入ってしまうと、商品を購入していただいたお客様に不快な思いをさせ、クレームの原因にもなりかねません。
そのため、強風の場合はキッチンカーの出店位置を変更し、砂埃が入らないように窓を閉めて営業するようにしましょう。
3.商品が雨で濡れないように袋で包む
商品が雨で濡れてしまうと、本来の商品が持っている美味しさをお客様へ提供できなくなる可能性が高まります。
また、せっかく出来立てを提供しているにも関わらず、雨で商品がすぐに冷めてしまう原因にもなるでしょう。
そのため、雨の日に営業する場合は、商品を雨で濡れないように防水用の袋で包むことをおすすめします。
少し手間がかかりますが、こういった一工夫がお客様を喜ばせてリピーターになるきっかけにもつながるので、大切なポイントです。
雨でも売り上げをアップさせる4つのサービス
雨の日でも売り上げを落とさず逆にアップさせるには、以下4つのサービスを行うことをおすすめします。
- 限定メニューを販売する
- 割引サービスを実施する
- 特典プレゼントを提供する
- ポイント2倍サービスを実施する
下で詳しく解説していきます。
1.限定メニューを販売する
雨の日しか食べることができないメニューを提供することで、お客様に店へ出向いてもらうきっかけを作ることができ、特別感を与えられます。
例えば大手ファミリーレストランのデニーズでは、2017・2018年の梅雨時に雨が降った日限定のメニューを発売し、話題となりました。
みなさーん!雨ですね☔️
こんな日はぜひデニーズ…いえ、アメーズにご来店ください!
雨の日限定の秘密のメニューを販売中ですよ⤴︎
⏩ https://t.co/C0S7QwbpQM pic.twitter.com/HOdGMw0sGB— デニーズ公式 (@Dennys_PR) June 21, 2017
デニーズは移動販売ではありませんが、雨の日のお得なメニューを用意しておくと、集客につながることは間違いありません。
外出が億劫になりがちな雨の日でも買いに行きたくなるような、目玉となる限定メニューを考えてみてください。
2.割引サービスを実施する
雨の日でもお客様を呼び込むためには、割引サービスを実施するのも手段の1つです。
クレープの移動販売を行っているYELLOW BIRD CREPEさんでは、雨の日キャンペーンとして商品が50円引きになるサービスを行っています。
こんにちはイエバドです!
本日雨の日キャンペーン最終日!
お得に買うなら今日がチャンス!!
ウニクス吉川にて19:30ごろまでいます#移動販売 #キッチンカー #クレープ #雨の日キャンペーン #50円引き #メルマガ会員募集中 #ウニクス吉川 pic.twitter.com/Wl0EbckPOX— 移動販売店/YELLOW BIRD CREPE (@yellowbirdcrepe) July 5, 2021
通常の価格よりお得なので、今まで手に取ってもらえなかった方に商品を購入してもらう可能性が高まります。
雨の日を「認知度を高めるチャンス」と捉えて、割引などで集客を実践してみてください。
3.特典プレゼントを提供する
雨の日限定メニューや割引きだけでなく、無料で特典プレゼントを提供するのも、お客様にお得感をもたせられるサービスです。
アジアンメニューやフルーツサンドを販売しているなないろ食堂さんでは、雨の日限定でスープを無料で提供するキャンペーンを行っています。
なないろ食堂🌈
本日もセブンタウン小豆沢ヨークマート前で販売致します❣️
雨の日限定スープ無料キャンペーン中
お惣菜としての単品売りもございます😍
是非お越し下さいませ☺️#フードトラック #移動販売 #キッチンカー #タイ米 #ランチ #料理好きな人と繋がりたい #飯テロ #食テロ pic.twitter.com/PuPF07lxj2— なないろ食堂 (@nanairosyokudo) April 14, 2021
特典プレゼントを提供することはお客様側にとってうれしいのはもちろん、お店に対しても好感をもって貰えるので、店側にとってもメリットが大きいです。
4.ポイント2倍サービスを実施する
雨の日にポイント2倍などのサービスを実施することで、集客力を高められます。
1月31日(木)
今日は雨の日ポイント2倍でーす^_^キッチンカーの方は2月から本格稼働ですが、今決まってるところは全てお初のところばかりで楽しみっす!
ではでは、本日もお待ちしてまーす!!
鷹尾店(11:00〜20:00 LO19:45)
0986-21-1016 pic.twitter.com/p0rvMuHLXp— ぶんごや都城鷹尾店 (@mick_mick0723) January 31, 2019
通常の値引きでも集客はできますが、値引き額が大きいと売り上げを下げてしまう可能性が高いです。
一方でポイントならば直接値引きを行う必要がなく、集客や売り上げアップが期待できるため客単価の向上にもつながります。
また、お客様の固定化や再来店を促す効果もあるので、ポイントサービスを上手に活用していきましょう。