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【徹底網羅】キッチンカーの車検を種類別に徹底解説!費用を安く抑える4つのコツや注意点も紹介

キッチンカーの車検を詳しく解説!

「キッチンカーの車検について知りたい」
「費用はどれくらいかかる?」
「できるだけ安く済ませたい」

このような悩みを抱えていませんか?

キッチンカーも自家用乗用車と同様に、車検は必ず受けなければいけません。まとまった金額がかかるため、車検の費用が気になる方がいるのではないでしょうか。

特にキッチンカーには多くの積載物があるため、自家用車と比べて費用感がわかりづらいですよね。

そこでこの記事ではキッチンカーの車検について、以下の内容を詳しく解説していきます。

  • ナンバープレートによる車検の違い
  • 車検にかかる費用の内訳
  • 車検を依頼できる業者
  • 費用を抑えるコツと注意点

キッチンカーの車検に必要な知識が身につくだけでなく、節約にもつながる内容です。ぜひ、参考にしてみてください。

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キッチンカーの車検はナンバープレートによって異なる

キッチンカーの車検はナンバープレートによって異なる

車検はナンバープレートの種類によって、相場や頻度、検査の受け方が異なります。キッチンカーに使用される車両は、主に3種類です。

  1. 1ナンバー(中型以上のトラックなど)
  2. 4ナンバー(軽トラック)
  3. 8ナンバー(特殊用途車)

順番に解説していきます。

1.1ナンバー(中型以上のトラックなど)

キッチンカーは、中型以上のトラックをベース車両として製作されるものも多いです。
トラックなどの貨物車には、1ナンバーがつけられます

1ナンバーの場合、他のナンバープレートに比べて車検にかかる負担は大きいです。車検費用の総額は8~12万円が相場で、1年に1度の検査が必須です。

トラックをベース車両としたキッチンカーは複数人での調理が可能で、売上も期待できる反面、車検による出費も高額になるので注意が必要です。

2.4ナンバー(軽トラック)

軽トラックなど、荷物の輸送を目的とした小型の自動車は4ナンバーに該当します。
車検の頻度は1年に1度で、総額の費用相場は4~6万円ほどです。

軽トラックをキッチンカーのベース車両にした場合、荷台に載せる箱の大きさによって車検の受け方が異なります。

  • 地上から2m以内:固定可能なので車検時は機材のみ降ろす
  • 地上から2.5m以内:荷物扱いなので車検時に箱自体を降ろす

車検時に箱を降ろす場合、1万円程度の作業料がかかるのが一般的です。軽トラックをベース車両としてキッチンカーを製作するなら、車検時にかかる手間や費用も考慮しておく必要があります。

3.8ナンバー(特殊用途車)

特殊な用途に使われる設備や装置を備えている車では、8ナンバーが用いられます。
主にパトカーや消防車が該当しますが、申請をすればキッチンカーでも適用されます

キッチンカーで8ナンバーの申請をすると、車検時に以下のメリットがあります。

  • 車検期間が2年に1度になる
  • 自動車税が2割ほど安くなる
  • 軽自動車でも箱を降ろさなくていい

8ナンバー取得の要件は多く、申請は手間のかかる作業です。しかし、車検期間が2年に1度になれば、費用の負担は半分になります。

キッチンカーの営業を長期間するのであれば、申請する価値は十分にあります。

キッチンカーの車検にかかる費用は3種類

キッチンカーの車検にかかる費用の内訳

キッチンカーの車検にかかる費用は、主に3種類です。

  1. 法定費用
  2. 車検基本料
  3. 部品交換代金

それぞれ解説していきます。

1.法定費用

法定費用は、国に納める税金や保険会社に支払う保険料です。車種や初度登録からの経過年数で金額が決まるため、どの業者に依頼しても費用は変わりません

内訳は以下の3つです。

1.自賠責保保険

自賠責保険は、強制保険とも呼ばれる加入必須の保険です。加入していない場合、公道での運転を法律で禁止されています。交通事故などの際に、被害者の損害を補償するための保険内容です。

自賠責保険は、次回車検までの期間分をまとめて支払う必要があります。

料金は契約期間に応じて変わり、5年契約だと約3万円ほどです。
詳しい金額については、国土交通省の「自賠責保険早見表」を確認してみてください。

ただし、沖縄県や離島など一部地域は保険料が異なるので注意が必要です。

2.自動車重量税

自動車重量税は、車の重量に対して課せられる税金です。金額は以下の項目によって変動します。

  • 車両重量
  • 車種
  • 新車登録後の年数
  • エコカー減税適用の有無

例えば1t以下のトラックの場合、事業用2年・エコカー減税なしで、5,200円です。
その他詳しい金額については、国土交通省の「2021年5月1日からの自動車重量税の税額表」を確認してみてください。

3.印紙代・証紙代

印紙代とは、車検証や車検適合証の交付を受けるために支払う手数料です。また、車種や申請方法によって証紙代も必要です。費用は合計で1,000~2,000円前後を目安に考えておけば問題ありません。

2.車検基本料

車検基本料金とは、車検を依頼する業者に支払う費用です。

  • 基本点検技術料
  • 整備技術料
  • 代行手数料

など、さまざまな費用が含まれています。法定費用のように一定ではなく、依頼する業者によって金額は異なります

3.部品交換代金

車検を通すために部品の交換が必要だと判断された場合、部品交換費用がかかります。交換する主な部品は、バッテリーやブレーキパッド、エンジンオイルなどです。

交換部品 費用の目安
バッテリー 約1万円
ブレーキパッド 約1万5,000円
エンジンオイル 約4,000円

もちろん、車の状態が保安基準を満たしていれば部品を交換する必要はないため、必ずしも支払うとは限りません。

キッチンカーの車検を依頼できる業者5選

キッチンカーの車検を依頼できる業者

こちらでは、キッチンカーの車検を依頼できる業者を5つ紹介します。

  1. ディーラー
  2. 車検専門店
  3. 整備工場
  4. カー用品店
  5. ガソリンスタンド

それぞれの特徴や相場を把握して、自分に合った業者を選んでください。

1.ディーラー

ディーラーは、自動車メーカーと契約をして車を販売しているお店です。ディーラーの車検サービスを利用するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット ・整備技術が高く、点検項目も充実
・部品交換で使用するのは純正部品が中心
デメリット ・車検基本料金が高くなる傾向にある
・時間がかかるケースも多い

安心して車検を任せられる反面、車検基本料の相場は3万5,000~10万円と比較的高額になっています。

2.車検専門店

車検サービスを専門に提供しているお店では、以下のようなメリット・デメリットが挙げられます。

メリット ・スピーディーな対応
・さまざまなプランを用意している
デメリット ・必要最低限の項目しか点検や整備をしない
・難易度が高い整備に対応できない可能性がある

車検が即日で完了する店舗もあるなど、スピード感を重視する方に向いています。ただし、細かい整備やサポートを受けたい場合には不向きでしょう。

車検基本料の相場は、1~3万円程度が目安です。

3.整備工場

整備工場は、自動車修理や整備を専門にする工場です。腕利きのベテラン整備士が在籍しているケースも多く、質の高い整備が期待できます。

メリット ・メーカーや車種を問わない
・交換でなく修理で対応してくれる
デメリット ・台車が少ない
・土日休みが多い

少人数で運営している場が多く、サービス面では他の業者には劣るかもしれません。車検基本料は2~6万5,000円ほどです。

4.カー用品店

カー用品を取り扱う量販店でも、車検サービスを提供する店舗が増えています。気軽に立ち寄れるカー用品店には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット ・部品の交換費用が抑えられる
・車検後のサービスや保証が充実
デメリット ・人気店だと予約が取りにくい
・店舗によって整備士の質が異なる

車検基本料の相場は、1~4万5,000円程度が目安です。ただし、軽トラに乗せたキッチンカーの箱を降ろすなどの作業は断られる可能性があるので、事前の確認が必要です。

5.ガソリンスタンド

街中にあるガソリンスタンドにも、車検サービスを提供しているお店があります。車検を依頼するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット ・付帯してくる割引や特典が魅力
・土日や夜間でも受け付けている
デメリット ・十分な整備が受けられない可能性がある
・時間がかかりやすい

車検基本料の相場は1万5,000~3万円程度と、比較的安価です。しかし、キッチンカーのような特殊車両は整備を断られる可能性もあります。

キッチンカーの車検費用を抑える4つのコツ

キッチンカーの車検費用を抑えるコツ

キッチンカーの車検費用を抑えるには、4つのコツがあります。

  1. 見積もりは早めに・複数社から取る
  2. 事前に消耗品を交換しておく
  3. ユーザー車検に通す
  4. リースを利用する

ぜひ、参考にしてみてください。

1.見積もりは早めに・複数社から取る

業者によっては早割キャンペーンなどを実施しているので、できるだけ早めに見積もりを依頼するのが費用を抑えるコツです。

また、相見積もりを取れば、値段が安く希望に沿った整備を行っている業者を見つけられます。
業者によっては車検に合格できる範囲のみにするか、必要以上の整備をするのか異なります。

整備の内容で費用が異なるので、見積もりは複数社から取るようにしてください。

2.事前に消耗品を交換しておく

事前に消耗品を交換しておけば、部品交換代金を抑えられますエアコンフィルターの交換やラジエーター液の補充などは比較的簡単なので、自分でも交換が可能です。

メンテナンス箇所によっては専門の工具や知識が必要ですが、自分でできる範囲はやってみる価値があります。
車検時以外もこまめに点検をして、事前に消耗品を交換しておけば費用の節約につながります。

3.ユーザー車検に通す

ユーザー車検とは、業者に依頼せず、自分で車検場に持ち込んで車検を受ける方法です。業者を介さないので、車検基本料金を抑えられます
場合によっては、数万円の節約につながるでしょう。

ただし車検をクリアするための整備には知識が必要で、書類を揃える手間もかかります。

初心者にはハードルが高いですが、車に関する知識が豊富な方には費用を抑える効果的な方法だと言えます。

4.リースを利用する

近年では、キッチンカーのリースを取り扱う業者も増えています。リースは定額制の料金で、好きな車に乗れるサブスクリプションサービスです。

月々のリース料金には、車検にかかる費用も含まれていますそのため、大きな出費をまとめて払う必要がありません。

また、リース会社と提携している業者で車検を受けられる場合が多いので、依頼先を探す手間がかからないのもメリットです。

キッチンカーの車検における2つの注意点

キッチンカーの車検における注意点

キッチンカーの車検には、2つの注意点もあります。

  1. 自作する場合は車検に通らない可能性がある
  2. 法的費用は現金一括払いのみ

余計な出費やトラブルを避けるためにも、事前に確認しておいてください。

1.自作する場合は車検に通らない可能性がある

車検に通るためには、道路運送車両の保安基準に規定されたさまざまな条件を満たさなくてはなりません。
キッチンカーを自作する場合、ちょっとした見落としなどから車検に通らない可能性があるので、注意が必要です。

特に軽トラックをベース車両にする場合、荷台に載せる箱の高さに要注意です。
規定を守れていない場合、再検査を受けることになります。

費用を節約するために自作したのに、再検査により余計な出費が発生するケースは珍しくありません。

2.法的費用は現金一括払いのみ

法定費用以外であれば、クレジットカード支払いやローンを組めるケースもあります。
しかし、法的費用は現金一括払いが原則で、さらに前払いが一般的です。

法定費用は車種によって金額が異なりますが、ある程度のまとまった費用が必要になります。もし支払えない場合は車検切れになり、キッチンカーの営業ができなくなります

トラブルを避けるためにも、法的費用を支払うための現金を忘れず用意しておいてください。

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