「飲食店がホームページで集客をするメリットってあるの?」
「食べログやぐるなびなどのグルメサイトに掲載するだけではだめ?」
「ホームページにはどんな内容を掲載すればいいのかな?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
公式サイトがあれば、自店の強みをアピールでき、お客様に魅力を感じてもらいやすそうですよね。
ところがホームページを作成したからといって、必ずしも集客効果がみられる訳ではありません。
きちんと戦略を練り運用しなければ、手間と費用が無駄になる可能性があります。
そこで本記事では、ホームページの作成を検討している飲食店経営者の方に向けて、
- メリット・デメリット
- 掲載すべき内容
- 注意点
などを解説します。
ホームページ以外の集客方法も紹介するので、自店の売上を伸ばしたいと考えている方は、ぜひ当コラムをチェックしてみてください。
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飲食店が自社ホームページで集客するメリット3選
飲食店でホームページを作成し集客を行なうことには、いくつかのメリットがあります。
主に以下3点です。
- より詳しい情報を伝えられる
- 予約にかかる手数料を抑えられる
- 個性を出せる
各メリットについて、順番に解説します。
1.より詳しい情報を伝えられる
ホームページを作成するメリットは、お店のより詳しい情報を伝えられることです。
記載したい内容を好きなように盛り込めます。
具体的には、
- お店のコンセプト
- 店内の雰囲気
- スタッフ紹介
- こだわっているポイント
などの情報を発信できます。
結果、お客様からの信頼獲得に繋がるでしょう。
2.予約にかかる手数料を抑えられる
ホームページで集客するメリットは、予約にかかる手数料を抑えられることです。
グルメサイトからの予約では、費用を支払う必要があります。
例えば、食べログ経由でネット予約すると1人あたりディナー220円、ランチ110円の手数料が発生します。
一方、自社ホームページで予約フォームを作れば、手数料を抑えることが可能です。
参考:食べログ「従量課金について」
3.個性を出せる
自社ホームページで作ることで、お店の個性を出せます。
背景や色合い、掲載する写真などを自由に決められるためです。
例えば、グルメサイトでは、コース料金や営業時間など、ある程度掲載できる情報が限られています。
デザインも統一されているため、お店の個性を出すのは困難です。
ホームページを作成することは、ライバル店との差別化に繋がります。
【デメリット】飲食店のホームページは検索上位に出てこないケースが多い
飲食店が自社ホームページで集客を行うには、メリットしかないように思えます。
しかし、デメリットがあることも事実です。
注意点は、飲食店のホームページが検索上位に出てこないケースが多いことです。
お客様が飲食店を探す際には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに「地名+飲食店の業態」で調べます。
知名度の高いチェーン店や元々お店を知っていない限り、お客様が具体的な店名で検索することはほぼないと考えて良いでしょう。
例えば「新宿 カフェ」で調べると、1ページ目に出てくるのはGoogleマップの情報や食べログなどの大手グルメサイト、商業施設のフロア情報です。
飲食店のホームページ表示されたのは、2ページ目以降でした。
検索ユーザーはできるだけ早く情報が欲しいため、1ページ目で検索するのを辞める傾向にあります。
つまり、自社のホームページが検索上位に出ないと、お客様から認知されにくいということです。
ホームページを使って集客を行うなら、他の方法と絡めて使うのがおすすめです。
併用することで、検索上位には出てこなくとも来店数の増加が期待できるでしょう。
おすすめの集客方法は、本記事中の「ホームページ以外のWeb集客方法4選」にて解説します。
飲食店が自社ホームページに掲載したい7つの項目
ホームページを作ろうとしても、何を掲載すれば良いのか分からない方が多いのではないでしょうか。
そこで本項では、作成時に盛り込みたい内容を解説します。
主に、以下7点です。
- お店の基本情報
- 特に打ち出したい情報
- 店内紹介
- メニュー
- クーポン・キャンペーン情報
- 予約フォーム
- 付随するサービスの情報
これらの項目は、お店の魅力を伝えるのに大切な情報です。
ホームページを作成する際には、ぜひ参考にしてみてください。
1.お店の基本情報
ホームページを作成するには、お店の基本情報を掲載しましょう。
具体的には、
- アクセス
- 営業時間
- 定休日
などです。
なお、店舗の情報を把握してもらうためには、Google Mapなどの地図サービスを利用するのがおすすめです。
住所だけを記載するよりも分かりやすく、来店しようとしているお客様をスムーズに導けます。
2.特に打ち出したい情報
ホームページには、特にアピールしたい情報を掲載しましょう。
お客様に、お店のこだわりを感じてもらえるためです。
例えば、食材にこだわっているのであれば、産地や食材を活かした調理方法をしていることを記載します。
また、季節限定メニューや店内イベントなど、シーズンごとに打ち出す内容を変更するのもおすすめです。
3.店内紹介
魅力的なホームページを作るためには、店内紹介を入れましょう。
お客様に、お店の利用をイメージしてもらうためです。
女性グループのランチや記念日などの特別な日のディナーなど、人数や利用シーンに合わせて飲食店を選ぶことも少なくありません。
そのため、
- どのようなシーンで使われるのか
- 人数は何人まで対応しているのか
などの情報があれば、お客様はお店選びをしやすいです。
店内紹介をする際には、視覚的に分かりやすいよう、写真を掲載するのがおすすめです。
文字だけでは、お客様に情報が伝わりにくく、利用されない可能性があります。
4.メニュー
ホームページには、メニュー情報を掲載します。
飲食店を探しているお客様は、料理の内容を気にしている方が多い傾向にあるためです。
なお、文字だけでなく、メニューの写真も掲載してみてください。
料理の見た目が魅力的だと、集客効果が高まりやすいです。
5.クーポン・キャンペーン情報
ホームページには、クーポンやキャンペーンなどの情報を掲載します。
お客様にお得だと感じてもらうことで、集客に繋がるためです。
なお、グルメサイトに登録してクーポンを出している場合は、掲載している値段よりも安くなるようにしましょう。
クーポンやキャンペーン内容が同じだと、ホームページを利用してもらうメリットが薄れてしまいます。
6.予約フォーム
ホームページを作成する際には、予約フォームを作りましょう。
自店に興味をもってもらったお客様に、来店を促すためです。
なお、作成する際には、インターネットから予約できるフォームを作っておくと便利です。
電話での予約とは異なり、営業時間外でもお客様が予約できたり、時間や人数などの聞き間違いをなくしたりできます。
7.付随するサービスの情報
店内の飲食以外にも提供しているサービスがあれば、情報を掲載するのがおすすめです。
具体的には、
- テイクアウト
- デリバリー
- 貸切営業
などです。
様々なサービスがあることをアピールして、お客様にお店の利用を促しましょう。
飲食店がホームページ作成で注意したい3つのポイント
ただ単にホームページを作るだけでは、集客の効果がみられない可能性があります。
手間や費用をかける場合、できるだけ失敗は防ぎたいですよね。
そこで本項では、ホームページ作成時に注意したいポイントを紹介します。
主に、以下3点です。
- ターゲットを明確にする
- 見やすさを意識する
- 定期的にデータを確認する
「集客を成功させ、売上を伸ばしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.ターゲットを明確にする
ホームページを作成する際には、まずターゲットを決めます。
ターゲットによって、掲載する内容が異なるためです。
狙いたい客層を明確にするには「性別」「年齢」「職業」「家族構成」などの属性や、ユーザーの「外食に対する趣向」など、細分化して書き出してみましょう。
例えば、郊外にあるカフェなら以下の通りにターゲット設定できます。
性別:女性
年齢:30〜40代。
職業:主婦、OL
家族構成:独身、結婚して子供がいる
外食に対する趣向:ゆっくりした時間を過ごしながら、おいしいスイーツを楽しみたい
このように狙いたい客層を明確化することで、自店の魅力を効果的に伝えられるホームページの作り方が分かります。
2.見やすさを意識する
ホームページ作成時には、見やすさを意識します。
ホームページが見にくいとユーザーが利用しなくなり、集客に繋がらない可能性があるためです。
見やすくするための工夫には、
- スマートフォン対応の表示ができるようにする
- 写真のクオリティにこだわる
などが挙げられます。
特に料理や店内の写真は、集客に直結するものです。
そのため、プロのカメラマンに撮ってもらうなどある程度力を入れましょう。
3.定期的にデータを確認する
ホームページは、作成して終わりではありません。
集客の成果を出すには、作った後の運用が重要です。
具体的には、
- 1日のホームページ利用数
- ホームページからの予約件数
などを確認します。
思うような成果が出ていない場合は、改善点を考えましょう。
ホームページ以外のWeb集客方法4選
飲食店が集客を行うには、ホームページを作成する以外の方法があります。
他の手段と併用することで、より高い効果が期待できます。
おすすめの集客方法は、以下4点です。
- Googleマイビジネス
- グルメサイト
- SNS
- メールマガジン・LINE
各方法について、詳しく解説します。
1.Googleマイビジネス
Googleマイビジネスとは、自店の情報を登録し、Google検索やGoogleマップで情報を表示させられるシステムです。
例えば「東京駅 ランチ」と検索すれば、以下画像のように東京駅周辺の飲食店のマップや営業時間、アクセスなどが表示されます。
Googleマイビジネスには、どのようなキーワードで検索をしたのか、実際に電話をかけてきた人数などのデータ分析が可能です。
無料で利用できるため、登録しておくことをおすすめします。
2.グルメサイト
グルメサイトのメリットは、数多くのユーザーに認知される可能性があることです。
例えば、ぐるなびの会員数は2,116万人(2021年4月時点)であり、登録することで多数のお客様にお店をアピールできます。
その他にも、口コミ・レビューが集まったり、ページを見た人数などのデータを確認できたりするメリットがあります。
代表的なグルメサイトは、以下の通りです。
- 食べログ
- ぐるなび
- Hot Pepper
掲載料金や手数料はサービスによって異なるため、登録する際には比較して選択することをおすすめします。
参考:ぐるなび「飲食店情報サイト「ぐるなび」開設25年を迎え、食の総合サービスへと進化」
3.SNS
SNSは、飲食店が集客を行う上で、ぜひとも取り入れたい方法です。
拡散力が強く、お店の認知度の拡大を図れます。
SNSの中でも、飲食店と相性が良いのがInstagramです。
写真の投稿がメインであるため、料理やお店の雰囲気をアピールしやすいことが特徴です。
SNSを活用した集客方法は「飲食店がSNSで売上・集客につなげる8つのコツ!成功事例や注意点も紹介」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
なお「SNSに関する知識がない」「どんな投稿をすれば良いのか分からない」という方は、運用代行も手段のひとつです。
プロに任せることで時間をかけることなく、効果的な施策が行えるため、ぜひ検討してみてください。
>>飲食店向けのSNS(Instagram)運用代行について知りたい方はこちら
4.メールマガジン・LINE
メールマガジンやLINEは、登録してもらったユーザーに情報を発信する集客方法です。
定期的にメッセージを届けられるため、キャンペーンや新商品などのアピールを行えます。
お客様にメールマガジンやLINEを登録してもらうためには、登録特典としてクーポンを配布するのがおすすめです。