今回は『飲食店経営で成功する人の特徴』というテーマについて黒瀬さんにインタビューしました。
飲食店経営で成功する人の特徴、気になりますよね。
飲食店は廃業率が高く、厳しい業態というイメージがあると思います。
ぜひ最後まで読み、ご自身の飲食店経営に活かしてみてくださいね。
黒瀬 実寿希 |
コマシ |
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飲食店経営で成功する人の特徴
コマシ:今日は飲食店経営で成功する人について、インタビューさせてください。
黒瀬:成功する人の特徴ですか。僕も大して成功していないので。。
コマシ:いやいや成功してますよ。笑
今日は黒瀬さんが成功した理由も含めてお話を聞かせてください。
黒瀬:わかりました。
飲食店経営で成功する人に共通する特徴
コマシ:飲食店経営で成功している人に共通する特徴って何かありますか?
黒瀬:成功している人は自分の戦略を持っていますよね。
自分の強みを伸ばしてそれがそのまま戦略になっているという気がすごくします。
コマシ:なるほど。バランスよくできなくても、1つ強いところがあればそれで抜けることができるんですかね。
黒瀬:例えば僕の知り合いの社長で言うと、広告を回すのがめちゃくちゃうまい方とかがいます。その強みを活かして立地はすごく悪いのですが、商品開発と広告だけで悪い立地でもすごく集客をして、利益が出るお店を作っている人もいるんです。
逆に広告とかは苦手だけど、スタッフ教育が得意だから常連さんを作るのがうまい人とかもいます。だから社長の得意なところを武器・戦略として、お店を展開していく人が成功していますね。なんでもできる人より、これに強いとはっきり言える人の方が強いと思います。僕の場合だと、ブランディング・商品開発・SNS・アルバイトだけで回せるオペレーションです。
コマシ:なるほど。勉強になります。
飲食店経営で成功するには明るい性格が必要?
コマシ:あとは性格上の問題とかもあるんですかね?
黒瀬:もちろんあると思います。僕で言うと本当にインキャのコミュ障なのでスタッフと飲むのが辛かったんですよ。今は慣れましたが、その当時は上手くコミュニケーションが取れなかったので離職も激しかったですね。いつも明るい社長っていいなと思っていました。飲食店の社長って明るい方が多いのですが、僕はその人たちを片目に烏龍茶を飲んでましたよ。笑
コマシ:今じゃ全然イメージが湧かないですね。笑
黒瀬:今でも元の性格はあまり変わらないですよ。だから社員教育はとても苦手です。先ほど職人レスが強みとお伝えしましたが、その理由がこれだったりします。でもその分、僕は仕組み化が得意なんです。
コマシ:その話は面白いですよね。美味しい料理を作るのに、料理人がいらないということですもんね。
黒瀬:もちろん料理人の方は尊敬していますし、上司と部下という関係よりもパートナーに近いと思っているんです。距離を近くすることもできますが、僕はそこがあまり得意ではないので。。
やはり不得意なことを伸ばすより、得意なことを伸ばして不得意なことを埋めることを意識するのが良いと思います。逆にどれもそつなく出来る人の方が伸びてない印象がありますね。
飲食店経営で絶対に必要な力とは
コマシ:忍耐力とかはどうですか?
黒瀬:忍耐力は社長である時点で全員必要じゃないですか。言わずもがなです。100%必要かと言われれば迷うところですが、諦めないということは非常に大切だと思います。売れないお店があったとしても、いつか売れるだろうと思って改善をしていくと売れるお店になったりすることもあります。そういった意味で忍耐力は非常に大切ですね。諦めない心が経営者には1番大切だと思います。
コマシ:行動力についてはどう思いますか?
黒瀬:確かに行動力も大事ですよね。成功している人は全員行動力があると思います。僕もビールのお店を作るとなった時はすごくマニアックなビール作り講座みたいなのを受講しましたし、それに加えてアメリカのビール会社に連絡して現地に行って調査とかもしました。アクティブさが全てではないですが、やることをやって早く結果を出さないと売上は下がってしまうのでやるしかないですよね。
単純に打席に立つ回数が多いという話なのかもしれません。練習しないでプロのサッカー選手になってくださいと言っても100%無理なのに、なぜかビジネスだとみんなそれが出来ると思っているんですよ。勉強しない、行動もしない。でも金持ちにはなりたい。そんなの無理ですよね。
飲食店経営において勉強の必要性
コマシ:勉強に関してはどうですか?
黒瀬:勉強に関しても同じことが言えると思います。僕も得意なことを伸ばすためにマーケティングを勉強していますし、不得意なことを埋めるために外部からコンサルを雇ったりしています。
コマシ:そういえば黒瀬さんは今でも勉強してるとよく言ってますよね。
黒瀬:勉強はしていますよ。つい最近で言うと、面接もプロがやった方が良いと思ったんですよ。僕が面接しても良いですが、そうすると僕の好みも入ってしまうので。面接は得意な人がやれば良いと思って外部に委託しようと考えています。
コマシ:補ってもらえるのは良いですよね。
黒瀬:そうですね。不得意なことを全部やろうとするから失敗するのだと思います。
インキャ・コミュ障でも飲食店は経営できる
コマシ:あと社長同士の関係で気をつけていることとかはありますか?
黒瀬:僕それめっちゃ苦手なんですよね。インキャだから。笑
コマシ:でもそれでも特に問題はないんですかね?笑
黒瀬:結構問題あると思いますよ。笑 だから社長の友達も少ないですし、同業の友達も本当に少ないんです。黒瀬君は静かだねと言われますが、僕が静かなのか周りが静かなのかわからないです。笑
コマシ:それでも成功することは出来るんですね。
黒瀬:僕は成功してないですよ。笑 仮にこれくらいを成功と呼ぶなら、出来ないなりに頑張ったというのはありますよね。コツとしては、仲良くなりたい人と一緒にいることが大切です。数とか時間を長くすると流石に仲良くなれるので。笑
部下に対しての接し方
コマシ:部下に対して気をつけていることはありますか?
黒瀬:部下に関しては組織なので、直属の部下をまたがないようにしてますね。それをやってしまうと組織も何もなくなってしまうので。任せられることは任せるようにしています。例えば新店オープンの際、初めは僕も行きますがそのあとはほとんど行かないないです。任せられることは部下に任せるようにしています。
得意なことを伸ばすのが成功の鍵
コマシ:最後に今日のまとめをお願いできますか?
黒瀬:僕は学生の時はインキャでコミュ障という本当に酷い人でしたが、本当によくここまで頑張ったと思っています。笑
皆さんも『得意なことを伸ばし、不得意なことを補う』ということを大切にして一緒に成功への道を歩んでいきましょう。
コマシ:本日はありがとうございました。
黒瀬:ありがとうございました。
1番大事なのは諦めない気持ち
今回は『飲食店経営で成功する人の特徴』について黒瀬さんに解説してもらいました。
得意なことを伸ばし、不得意なことを補うという話は意外でしたね。全て自分で行うのではなく、時には人に頼るということも大切なようです。
また、途中でもありましたが1番大事なことは諦めない気持ちです。売り上げが上がらない時に何ができるか。それを常に考えて行動することが成功への鍵だと思います。この記事をお読みのあなたも行動を起こし、飲食店経営を成功へと導いてくださいね。